今日の自然(柊木犀/小々坊/錦木/白木蓮)

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写真は左から「柊木犀」(ヒイラギモクセイ)、「小々坊」(シャシャンボ)の果実、「錦木」(ニシキギ)の果実、そして「白木蓮」(ハクモクレン)の蕾。

「柊木犀」(ヒイラギモクセイ)は、名前からもわかるように「柊」(ヒイラギ)と「銀木犀」(ギンモクセイ)の雑種で、花はギンモクセイ、葉はヒイラギに似てる。もっとも、葉はヒイラギのようにとがっているものとそうでないものが混じってるけどね。「小々坊」(シャシャンボ)は夏に白い小さな花を並べて咲かせるんだけど、その実は熟すと黒い紫色になって「洋種山牛蒡」(ヨウシュヤマゴボウ)に似てるね。「錦木」(ニシキギ)は、庭木や盆栽などに用いられる低木で、枝に翼がつくのが特徴(写真では実の奥にかすかに白く映っているのがそれ)。この実も赤いけど、葉もきれいに紅葉するそうで、「ニッサ木」(ニッサボク)、「鈴蘭の木」(スズランノキ)とともに「世界三大紅葉樹」の一つなんだそうだ。「白木蓮」(ハクモクレン)は、春先に白い花を咲かせる高木だけど、冬前から蕾が大きくなって、写真のように暖かそうな毛をまとって冬を越すんだよね。