今日の花(ネムノキ/ナンテン/ハナゾノツクバネウツギ/ワルナスビ)

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ネムノキ」(合歓木)と「ナンテン」(南天)。「ネムノキ」は落葉高木で、細かな繊維のような花を咲かせるのだけども、これでも実はマメ科の植物。花はマメ科の他の植物とはずいぶん違うけど、夏の終わりころに見られる実は鞘に包まれて、いかにもマメ科っぽいんだよね。「ナンテン」は秋に実る赤い実がかわいらしくて、庭木などに用いられることも多いけど、花は地味で目立たないね。しかも、すぐに開ききって散ってしまうので、なかなかきれいに咲いているところを見つけるのは難しいかも。

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「ハナゾノツクバネウツギ」(花園衝羽空木)と「ワルナスビ」(悪茄子)。「ハナゾノツクバネウツギ」は街路樹や生け垣などに用いられる低木。例年だともう少し早い時期から花を見かけるんだけど、今年は比較的遅かったような。1つの花は1?弱と小さいけども、たくさんの花を一斉に咲かせ、いい香りを放っているので結構目立つね。「ワルナスビ」は北米原産の植物だけど、昭和の初期ころから日本でも発見され、現在では全国で見られるんだとか。強い繁殖力で駆除が難しいうえ、茎や葉に鋭いとげが多く、さらに有毒植物で家畜などに影響を及ぼすこともある、まさに「悪役」なんだとか。