今日の自然(キキョウ/ガマ/カノコガ/シマヘビ)

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「キキョウ」(桔梗)と「ガマ」(蒲)。「キキョウ」は秋の七草の一つなんだけど、実際に花が咲くのは初夏のこの時期からだね。あと、万葉集にも詠まれているそうで、古くから日本に生育して馴染みのある花なんだねぇ。花もキレイだけど、蕾が折り紙で作った風船みたいでかわいいんだよなぁ(笑)。「ガマ」は水辺近くに生育して、高さ2m近くになる植物で、細長い葉は工芸品の材料に用いられることもあるね。茎の先の上部がオシベで、下部がメシベ。オシベは花粉を飛ばすと徐々に小さくなり、メシベは徐々に褐色に変化するんだけど、写真の「ガマ」はその中間って感じかな。

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「カノコガ」と「シマヘビ」。「カノコガ」は日本全国に生息している名前の通り「蛾」の一種なんだけど、見た目はハチに似てるね。色合いもとてもキレイで、とくに胴体の色使いがなんともオシャレな感じがするわ(^^)。「シマヘビ」も日本全国で見られる比較的ポピュラーなヘビで、胴体に4本の縞模様があるのが特徴。田んぼに水が入ってカエルが見られ始めるのと同じタイミングで姿を現す感じがするね。結構攻撃的な性質のようで、毒はないものの歯が鋭いので噛まれるとかなり痛いんだとか(^^;)。