今日の花(トキワツユクサ/ムラサキゴテン/ムラサキツユクサ/ドクダミ/ユキノシタ/ナワシロイチゴ/コナスビ/トウバナ/ツボミオオバコ)

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左から「トキワツユクサ」(常磐露草)、「ムラサキゴテン」(紫御殿)、「ムラサキツユクサ」(紫露草)。「トキワツユクサ」は昭和の初期に日本に渡来した花で、原産地は南アメリカ。もともとは観賞用としてやってきたものだけど、繁殖力が強くて野生化したようだね。「ムラサキゴテン」はメキシコ原産の花で、葉や茎までが紫色なので見分けがつきやすいね。花は明るい色でかなり可愛い感じ。「ムラサキツユクサ」は明治の初めに渡来した花で、原産地は北アメリカ。こちらもあちこちで野生化してるね。ちなみに、3つとも同じツユクサ科の植物でこの3つは花の形は良く似てるけど、「ツユクサ」とは似てないんだよね(笑)。

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左から「ドクダミ」(毒溜)、「ユキノシタ」(雪の下)、「ナワシロイチゴ」(苗代苺)。「ドクダミ」は林の中や空き地など少し日陰になった場所に群生しているのを良く見かけるね。「ドクダミ茶」を始め、昔から民間薬として利用されている馴染みの深い花。「ユキノシタ」も比較的日陰の少し湿った場所で花を咲かせているね。大きな2枚の花弁と小さくて文様の入る3枚の花弁が特徴的で、好きな花の一つ。「ナワシロイチゴ」はキイチゴの仲間の中では花が咲くのが遅くて、苗代に水が入る頃に咲くのでこの名前になったとか。花は閉鎖花で、これ以上は開かないんだけど、それでもかわいくていいよね。

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左から「コナスビ」(小茄子)、「トウバナ」(塔花)、「ツボミオオバコ」(蕾大葉子)。「コナスビ」は地面を覆うように広がって、葉の根元にキレイな花を咲かせているんだけど、かなり地面に近い場所に咲くのでちょっと見つけにくいかも。「トウバナ」は名前の通り、小さな花が塔のように重なって咲く植物。ただ花の大きさは1mmくらいでほとんど目立たないので、咲いているのに気が付かないことも多いかも。「ツボミオオバコ」は「オオバコ」の一種で、北アメリカ原産の帰化種。最近では「オオバコ」よりもこちらの「ツボミオオバコ」の方が多くなった印象も。子供のころは「オオバコ」同士を引っ掛けて引っ張る「オオバコ相撲」でよく遊んだんだもんだけど、最近の子供らはそんなことやらないんだろうな(^^;)。