今日の花(ヘビイチゴ/オヘビイチゴ/オキジムシロ/ウマノアシガタ/ケキツネノボタン/タガラシ)

この時期に咲くよく似た黄色い小さな花を集めてみた(^^)。どれも田んぼの畦や道端に普通に咲いている花で、馴染みのあるものも多いよね。
http://www.goinkyo.jp/isaoa/photo/daily201004/20100426_f001.jpg http://www.goinkyo.jp/isaoa/photo/daily201004/20100426_f002.jpg
左が「ヘビイチゴ」(蛇苺)で、右が「オヘビイチゴ」(雄蛇苺)。「ヘビイチゴ」は、花の後に小さな赤い実のなる植物で、この写真でも中央付近が少し赤くなってるのがわかるね。「オヘビイチゴ」は「ヘビイチゴ」に比べるとやや小さく、茎の先に複数の花が咲くのが特徴。「ヘビイチゴ」のように実はならならず、分類上は「オキジムシロ」と同じバラ科キジムシロ属の植物(「ヘビイチゴ」はバラ科ヘビイチゴ属)。

http://www.goinkyo.jp/isaoa/photo/daily201004/20100426_f003.jpg http://www.goinkyo.jp/isaoa/photo/daily201004/20100426_f004.jpg
左が「オキジムシロ」(雄雉筵)で、右が「ウマノアシガタ」(馬の脚形)。「オキジムシロ」は道端の乾いたところなどに映えていて、こちらは茎の先には一つの花をつけるだけ。「ウマノアシガタ」は別名の「キンポウゲ」(金鳳花)の方が通りがいいかな? こちらは花弁に光沢があるのが特徴。ちなみに、有毒植物なので注意が必要。

http://www.goinkyo.jp/isaoa/photo/daily201004/20100426_f005.jpg http://www.goinkyo.jp/isaoa/photo/daily201004/20100426_f006.jpg
左が「ケキツネノボタン」(毛狐の牡丹)で、右が「タガラシ」(田辛子/田枯し)。「ケキツネノボタン」と「タガラシ」は、どちらも田んぼの畦などによく見られる植物で、どちらも花の時期から『そう果』が目立つのも同じだね。「タガラシ」のそう果は写真にも写っているように丸く比較的すべすべした感じだけど、「ケキツネノボタン」のそう果はトゲトゲになるのが特徴。ちなみに「ケキツネノボタン」は茎や葉に細かな毛が生えているのでこの名前に。毛のないものは「キツネノボタン」と呼ばれる。