今日の花(花菖蒲/下野/河原撫子/蛍袋)

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左が「花菖蒲」(ハナショウブ)で、右が「下野」(シモツケ)。「花菖蒲」は、アヤメ科の植物の中では一番遅く花を咲かせる種類で湿った場所で生育してるね。日本にも自生する「野花菖蒲」(ノハナショウブ)の園芸種で、淡い紫色以外に白や濃い紫色のものなどもあるとか。花の大きさも20cm前後で、アヤメ科の中では大きい部類。「下野」は垣根や庭木などにも用いられる低木で、細かな花が房になって咲いているのが目立つ花。花色は赤と白の2種類で、1本の木で2色の花が咲くものもあるとか。

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左が「河原撫子」(カワラナデシコ)で、右が「蛍袋」(ホタルブクロ)。「河原撫子」は、秋の七草の1つで古くから日本に生息し、万葉集などにも詠われているね。「大和撫子」(ヤマトナデシコ)と呼ばれているのもこの花。ただし、写真の花は自生種ではなく園芸種。「蛍袋」は空き地や林の中などに自生していて、釣り鐘状の花を俯きかげんに咲かせている花。もっとも観賞用としても人気があり、鉢植えで庭先などで育てられている姿も良く見かけるね。というか、自生しているのはまだ見かけたことない(^^;)。色は淡い紫色と白の2種類。