今日の花(金糸梅/大金鶏菊/睡蓮/河骨/短毛丸/白檀)

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左が「金糸梅」(キンシバイ)で、右が「大金鶏菊」(オオキンケイギク)。「金糸梅」は、雄しべが金色の糸のように見えることから名付けられた花で、花壇や路側帯の植え込みなどで良く見かける花だね。結構、生命力は強いようで放ったらかしの場所でも毎年律儀に花を咲かせているものなぁ。「大金鶏菊」も黄色い花色の目立つキレイな花だけど、繁殖力が強すぎて他の植物の生態系を脅かすとして「特定外来生物」に指定されてるんだよねぇ(^^;)。んなもんだから、基本的には栽培してはいけません。

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どちらも水辺に咲く花で、左が「睡蓮」(スイレン)、右が「河骨」(コウホネ)。「睡蓮」は園芸上の呼び名で、野生のものは「未草」(ヒツジグサ)と呼ばれるんだけど、これはたぶん園芸品種なので「睡蓮」ってことで。もともとは「未(ヒツジ)の刻(午後2時頃)に咲く花」という意味だったそうだけど、ここで見かける花は朝のうちから花を咲かせているね。「河骨」は根や茎が白くて太く、それが骨のように見えることからこの名前がついたんだとか。花は鮮やかな黄色で可愛いんだけどねぇ。

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どちらもサボテンの花で、左が「短毛丸」(タンゲマル)、右が「白檀」(ビャクダン)。「短毛丸」は、比較的良く見かける蛇腹で丸型のサボテンで、蛇腹の山に身近なトゲの生えているサボテン。昔から良く見かけるサボテンだけど、それがこんなキレイで鮮やかな花を咲かせるってのは知らなかったなぁ。「白檀」も比較的ポピュラーなサボテンの一つで、こちらはいわゆる紐サボテンと呼ばれる種類だね。ちなみに、サボテンに花を咲かせるには、出来るだけ水を与えないことなんだとか。サボテンの花に鮮やかで美しいものが多いのは、命を削って花を咲かせているからなんだろうかねぇ。