今日の花(栴檀/番茉莉/ローズゼラニューム/浮釣木)

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左が「栴檀」(センダン)で、右が「番茉莉」(バンマツリ)。「栴檀」は街路樹などにも用いられている落葉高木で、この時期、変わった形の花を咲かせてるんだよねぇ。まぁ、形は変わっているけど、色合いは白、紫、黄色とキレイな色が揃っていて、枝先に多くの花を咲かせた姿は結構キレイ。秋になる実は、葉が散った後も春先まで残って、小鳥たちの餌になっているね。「番茉莉」の花は、咲き始めは紫色をしているんだけど、時間とともに色が抜けて白く変色するんだそうで、紫と白の花が混在しているのが面白いね。また、ジャスミンに似た芳香があるそうで、そのために「匂番茉莉」(ニオイバンマツリ)とも呼ばれているとか。ただし、香るのは主に夜だそうだ。

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左が「ローズゼラニューム」で、右が「浮釣木」(ウキツリボク)。「ローズゼラニューム」は南アフリカ原産のハーブの一種だそうで、花も可愛いので鉢植えなどで育てられているのを良く見かけるね。葉の芳香がローズの花の香りに似ていることから、この名前が付いているんだそうだ。「浮釣木」は「チロリアンランプ」という別名の方がなじみが深い南米原産の園芸品種だね。名前通り、ランプに似た形の花は、春から秋の比較的遅い時期まで咲いているので、季節感は少し薄いかもね。