今日の花(庭石菖/虫取撫子/雛桔梗草/冬珊瑚/犬酸漿/構苺/蛇苺)

さて、暖かさも増して、また油断してたらどんどん写真が溜まってきたので、まとめてド〜ンと。
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写真は両方とも「庭石菖」(ニワゼキショウ)。道端や空き地など比較的乾いた場所で見かけることの多いこの花は、もともとは観賞用として北アメリカからやってきたものだとか。花色はこの2種類を見かけるけど、たしかにどちらも可愛くて、好きな花の一つ。花の大きさは1.5cmくらいで、荒れ地などに群生しているととてもキレイだよね。

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左が「虫取撫子」(ムシトリナデシコ)で、右が「雛桔梗草」(ヒナキキョウソウ)。「虫取撫子」ももともとは観賞用として渡来したものだそうで、それが野生化しているんだとか。こちらも道端や荒れ地で見かけるし、ときどきアスファルトの切れ目などに花を咲かせていることもあるね。「雛桔梗草」も同じく道端などで見られる花で、花の大きさも1cm強くらい。細長い茎の先に1輪だけ花を咲かせるのが特徴で、途中の花はすべて閉鎖花だそうだ。ちなみに「キキョウソウ」や「ヒナギキョウ」という良く似た名前の植物もあるとか。

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左が「冬珊瑚」(フユサンゴ)で、右が「犬酸漿」(イヌホオズキ)。こちらも似た形の花を咲かせているけど、これはどちらもナス科の植物。「冬珊瑚」は花のあとに実る果実がカラフルで、サンゴのように美しいことからこの名前がついたんだとか。それに比べると花は1cm弱くらいの大きさで、俯き加減にひっそりと咲いてて目立たないんだよねぇ。「犬酸漿」は、道端や空き地などで見られる雑草の一つ。別名「バカナス」とも呼ばれるそうで、その名前の通りに何の役にも立たないということからそう呼ばれたんだとか。花の大きさは0.5cm程度なので、こちらも目立たないね。

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左が「構苺」(カジイチゴ)の果実で、右が「蛇苺」(ヘビイチゴ)の果実。「構苺」は春先に、「蛇苺」は先月中旬ころにそれぞれ花を咲かせていたものが結実したもの。「構苺」はこのまま食べたり、ジャムや果実酒にするそうだけど、残念ながら「蛇苺」の方は書浮くようには向かないとか。ちなみに、ヘビが食べるってことはありません(笑)。