今日の花(文目/杜若/スパラキシス)

http://www.goinkyo.jp/isaoa/photo/daily200904/20090428_f001.jpg http://www.goinkyo.jp/isaoa/photo/daily200904/20090428_f002.jpg
左が「文目」(アヤメ)で、右が「杜若」(カキツバタ)。昔から、優劣の付け難いものを「いずれ菖蒲か杜若」なんて言うわけだけど、その言葉の通り、良く似て美しいのがこのアヤメとカキツバタ。アヤメが比較的乾燥している場所でも生育するのに比べて、カキツバタは水辺でのみ生育するのと、花弁の付け根部分が網目模様になるのがアヤメで、白い筋だけのがカキツバタだね。なお、アヤメは漢字では「菖蒲」とも書くけど、ショウブも同じ表記になるので、一般的には「文目」を用いることが多いとか。

http://www.goinkyo.jp/isaoa/photo/daily200904/20090428_f003.jpg http://www.goinkyo.jp/isaoa/photo/daily200904/20090428_f004.jpg
写真はどちらも同じ「スパラキシス」で、別名は「水仙文目」(スイセンアヤメ)。最近、左の白と黄色の花を良く見かけてたんだけど、ずっと名前がわかんなくて探してたんだよねぇ。元々は南アフリカ原産の植物だそうで、園芸品種として、いろいろな色の組み合わせの花が開発されているんだとか。