今日の花(花水木/長実雛芥子)

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写真はどちらも「花水木」(ハナミズキ)。この季節、民家の庭などで大きな花を咲かせていて目立つこの木は、もともとは北アメリカ原産の植物で、大正時代に日本から送られたサクラの木に対する返礼として、ワシントンから送られたものが定着したものだとか。ちなみに、実際の花は、赤や白の総苞(そうほう)の中央にある緑色の部分。左の写真だと、開花しているのがわかるね。

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写真はどちらも「長実雛芥子」(ナガミヒナゲシ)。この季節になると、空き地や道端などいろいろなところで花を咲かせているのを見かける、繁殖力の強い植物。外来植物で、日本に上陸したのは1960年代の初頭だけど、あっという間に日本全国に広まったようだね。右の写真は花の大きさが差渡しで5cm以上あるんだけど、左のは2cm程度とやや小さめで花弁も細いね。同じ場所で違う大きさのものを見かけるのがちょっと不思議なんだよなぁ。ちなみに、名前からわかるようにケシ科の植物だけど、この種類には怪しいものは含有されていなので、とくに心配は不要。