今日の花(葛/猫萩/赤紫蘇)

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写真は左から「葛」(クズ)、「猫萩」(ネコハギ)、「赤紫蘇」(アカジソ)。

「葛」(クズ)は秋の七草のひとつで、空き地や道路端などで見られるツル性の植物。他の植物やフェンスなどに巻きついて、長くツルを伸ばし、大きな葉をたくさんつけている姿をよく見かけるけど、花はその葉に隠れて見えないことが多いね。根にでんぷんを蓄えていて、そこからできる「くず粉」は和菓子の原料とされるし、漢方薬の「葛根」もこの根から作られるので、昔から重宝されている植物だね。「猫萩」(ネコハギ)は、日当たりのいい野原などで地を這うように広がっている雑草で、茎や葉などに細かな産毛が生えているところから「ネコ」の名前がついたんだとか。花の大きさは5mmほどで葉の根元に固まって咲くので意外と目立たないけど、実は結構きれいな花なんだよね。「赤紫蘇」(アカジソ)は、梅干しを漬ける時に使われる赤紫色の葉をした植物。花の大きさは2〜3mmで、葉の色に近い赤紫色でなので花をつけてもほとんど目立たないね。花の横でホバリングしているのは「ホソヒラタアブ」かな。花の写真を撮るまで、ずっとそこで待ってくれてました(^^)。