今日の花(藪蛇苺/草苺/芋片喰/赤片喰/藤)

http://www.goinkyo.jp/isaoa/photo/daily200804/20080421_f001.jpghttp://www.goinkyo.jp/isaoa/photo/daily200804/20080421_f002.jpg← 写真左は「藪蛇苺」(ヤブヘビイチゴ)。林の中の木陰などに生育している植物で、イチゴのような真っ赤な実をつけるんだよね。同種の「蛇苺」(ヘビイチゴ)よりも、花の色がくっきりしているのが特徴。赤い実は無毒だけど、残念ながら美味しいものではないらしい。
→ 写真右は「草苺」(クサイチゴ)。陽のあたる林の中や空き地などに生育していて、地面に這うように枝を広げてるね。花は構苺」(カジイチゴ)とそっくりで、やや赤っぽい実はあっさりとした甘みでおいしく食べられるとか。

http://www.goinkyo.jp/isaoa/photo/daily200804/20080421_f003.jpghttp://www.goinkyo.jp/isaoa/photo/daily200804/20080421_f004.jpg← 写真左は「芋片喰」(イモカタバミ)。日本には戦後に渡来したようだけど、繁殖力が強く、関東以西で野生化しているとか。同種の「紫片喰」(ムラサキカタバミ)に似ているけど、花の中央が濃いのが「芋片喰」の特徴。
→ 写真右は「赤片喰」(アカカタバミ)。こちらは片喰」(カタバミ)とそっくりだけど、花の中央部分に赤みがあるのと、葉が赤っぽいのが特徴。これもどこででもみられる雑草の一種で、花は春から秋までの長い期間咲いているね。カタバミはどれも可愛らしくて好きだなぁ。

http://www.goinkyo.jp/isaoa/photo/daily200804/20080421_f005.jpghttp://www.goinkyo.jp/isaoa/photo/daily200804/20080421_f006.jpg 写真は「藤」(フジ)。民家の庭や公園などで生育されている種類のもので、野生の「山藤」(ヤマフジ)と区別するために「野田藤」(ノダフジ)とも呼ばれるとか。ちなみに、「野田藤」と「山藤」ではツルの巻き方が逆なんだとか。
ま、そういう区別はともかく、淡い紫色の花がまとまって咲く様は、実に優美な感じがするねぇ。