今日の花(小茄子/酸漿/鼠黐/鴨茅)

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左が「小茄子」(コナスビ)で、右が「酸漿」(ホオズキ)。「小茄子」は道端や林の中などに地面を這うように広がっていて、花の大きさは1cm程度。小さな果実が「茄子」に似ているのでこの名前が付いたそうだ。淡い黄色い花は格好かわいいんだけど、葉の下に隠れていることが多くて、ちょっと見つけづらいかも。「酸漿」の花は3cmくらいと結構大きめなんだけど、葉の下に俯き加減に咲くのと、やや緑色がかっているので注意して見ないと見つけにくいかも。

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左が「鼠黐」(ネズミモチ)で、右が「鴨茅」(カモガヤ)。「鼠黐」は、庭木や生け垣などにも用いられる木で、果実がネズミの糞に似ているという理由で「ネズミ」の名前がついた不憫な木。でも、この時期に真っ白な花をまとまって咲かせるさまは結構キレイで香りも悪くないんだよね。「鴨茅」は川の土手や空き地などに繁殖している雑草で、この時期の花粉症の原因として悪名を馳せる植物。もともとは牧草用に輸入されたものだけど、一時期は土手の緑化用などにも用いられたそうで、それが野生化して悪影響を及ぼしているんだとか(^^;)。