オランダミミナグサ(オランダ耳菜草)
wikipedia:オランダミミナグサ
道端や空き地などで花を咲かせている雑草の一種で、名前の通りヨーロッパ原産の植物だけど、すでにあちこちで自生していて繁殖力の強い雑草として嫌われてるね。でも、5弁の花びらの先に切れ込みのある花は、実に美しい形をしているんだよなぁ。
ノミノフスマ(蚤の衾)
wikipedia:ノミノフスマ
こちらは田んぼの畔など、比較的湿った場所で見られることの多い雑草の一種。花びらは10枚あるようにも見えるけど、一つ一つが深く裂けているためで実際には5弁。花は「ハコベ」にそっくりだけど、茎や葉に毛がないのが特徴。ちなみに「フスマ」とは寝具のことで、2枚の葉が茎を挟んでいる姿を寝具に見立て、ノミの使う小さな寝具という意味でこの名前になったとか。
ノミノツヅリ(蚤の綴り)
wikipedia:ノミノツヅリ
こちらは道端や空き地など、比較的乾燥している場所で良く見られる雑草の一種で、道路のアスファルトの継ぎ目のほんのわずかな場所に生えていたりもするね。群生していることが多いけど、花の大きさは5mmほどとあまり大きくないので、さほど目立たないかも。なお「ツヅリ」とは粗末な衣類のことで、こちらも葉を小さなノミの服に見立てたところから名前がついたとか。
タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)
岡山理科大学・植物雑学事典:タチイヌノフグリ
こちらも道端や空き地などに見られる雑草の一種で、花は「オオイヌノフグリ」にそっくりだけど、大きさが2mmほどとごく小さいのと、葉に埋もれるように花をつけるので、よほど注意して見ないと花が咲いているのに気がつかないかも。