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午前11時: はれ、気温14.5度(京都市)

ここ数日、朝はうっとうしい空模様が続いていたんだけど、今日は久しぶりに抜けるような青空の広がる爽やかな晴天。もっとも、明け方の最低気温は4.2度と昨日に比べると10度近く低くて、少し肌寒かったけどね(^^;)。

それでも朝から明るい陽が射していたので、散歩に出る時間にはそこそこ暖かに。それに今日は風がほとんどなかったから、上着も必要なし、と。

で、散歩道のソメイヨシノの並木は、花が散って葉が伸びてきたこともあって徐々にピンク色から緑色に変色しつつあったり。そして、ソメイヨシノに代わって、遅咲きのサクラの花が徐々に咲き始めていたり。
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左が「ショウゲツ」(松月)、右が「フゲンゾウ」(普賢象)。どちらも咲き始めは赤みが差しているんだけど、満開になるに従って白くなるんだよね。
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左は緑色の花の咲く「ギョイコウ」(御衣黄)。こちらも咲き始めは少し赤みが差しているんだけど、徐々に抜けていくんだよね。ちなみに、右はサクラでなくて「ハナモモ」(花桃)なんだけど、こうやって並べると八重のサクラと区別できんよねぇ(^^;)。

イロハモミジ(いろは紅葉)

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wikipedia:イロハモミジ
サクラのように目立たないけども、この時期にはひっそりと花を咲かせている木々たちも多め。「イロハモミジ」の花は赤と白のツートンカラーで結構かわいいんだけど、大きさが2mmほどと小さいうえに、葉が先に開くのでその陰に咲く花はあまり目立たないんだよねぇ。

エノキ(榎)

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wikipedia:エノキ
公園や街路樹、あとはお寺や神社などでも良く見かける高木で、20m以上の高さになるものも多いとか。この時期、枝に沿うように葉の根元にたくさんの花を咲かせているけども、変わった形をしていることもあって花には見えないかも(^^;)。江戸時代には、街道の一里塚に植林されていたそうだけど、現存している木はほとんどないとか。

サンショウ(山椒)

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wikipedia:サンショウ
実を香辛料として利用する「サンショウ」(山椒)は、山中に自生しているものは3〜5mの高さに成長する落葉低木だけど、葉を食卓の彩として利用することも多いので自宅の鉢やプランターなどで生育させていることも多いね。花は葉が開いた後に咲くんだけど、花びらがなく黄色い蕊だけが開くので、これも目立たないなぁ。なお枝には鋭い棘があるので注意が必要。