遠雷響く午後の空

今日も朝から空は晴れ、強い陽の射す初夏の空模様。
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強い陽射しのおかげで、散歩に出かける時間には気温は25度近くまで上がっていたんだけど、今日も湿度が低くてカラッとした暑さ。ときおり吹く南寄りの弱い風も爽やかで、木陰で風に吹かれると、実に快適。いやぁ、ホント、やっといい季節になったなぁ、って感じ。

ただ、お昼過ぎあたりから西や北にやや暗い雲が見え始めていて、遠くの空からはかすかに雷の音も聞こえてたり。気象庁レーダー・ナウキャストを見ると、山間部を中心に雷を伴った強いにわか雨、いわゆる夕立が降ってるようで。

この時間、ここらはまだ陽が射して入るものの、少し風が強くなり始めていて、徐々に西からの雲が広がり始めてるので、もう少しすると雨になるのかも…。まぁ、夏の洗礼ってところだろうかね(^^;)。

今日の花(センダン/ネジキ/ネズミモチ/ソヨゴ/ナナミノキ/クロガネモチ)

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左から「センダン」(栴檀)、「ネジキ」(捩木)、「ネズミモチ」(鼠黐)。「センダン」は街路樹や公園木などに用いられる落葉高木で、この時期、特徴的な花を咲かせているんだよね。形は少し変わっているけども、淡い紫色の花がたくさん咲いてる様はとてもキレイ。好きな花の一つ。「ネジキ」も落葉性の高木で、幹がねじれたように見えるところからこの名前になったとか。花は「アセビ」に似た釣り鐘型で、枝先にたくさんの花を連ねてる姿は可愛らしいねぇ。「ネズミモチ」は、灰色の実がネズミのフンに似ているところから名づけられたちょっとかわいそうな名前の木(^^;)。それでも、この時期、枝先にたくさんのキレイな白い花を咲かせている姿は、結構キレイなんだよね。

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左から「ソヨゴ」(冬青)、「ナナミノキ」(七実の木)、「クロガネモチ」(黒鉄黐)。「ソヨゴ」は常緑の高木で公園などに植樹されていることも多いとか。葉を燃やすと膨らむことから「フクラシバ」(膨柴)という別名で呼ばれることもあるそうだ。花は小さくて、葉に隠れるように咲くのでほとんど目立たないね。「ナナミノキ」は高さが10mほどにもなる常緑高木で、秋には真っ赤な果実を実らせるんだけど、その花は淡い紫色で結構キレイ。ただ、花は2mm前後と小さく、葉の根元に隠れるように咲いているので、意外と見つけにくいかも。「クロガネモチ」は常緑高木で、こちらも10mほどに成長することもあるとか。秋には赤い実をつけるんだけど、花は白からうすい緑色でほとんど目立たないかな。ただ、虫たちには大人気のようで、花に近付くとハチなどの羽音が良く聴こえるんだよね(^^)。